フィンカーとフィンペシアの違いについて比較してみた

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男性型脱毛症(AGA)を改善する薬は現在様々な物があります。

 

最も有名な物はプロペシアですが、プロペシアの後に続けと言わんばかりに2014年以降、は様々なジェネリック医薬品が登場しています。

 

日本国内で有名な物はファイザー社が製造販売しているフィナステリド錠ですが、日本では承認されていない物も含めるとフィンペシアやフィナロイド、フィナステリドよりも強力なデュスタテリドを主成分としたザガーロ等があります。

 

国内で承認されていないAGA治療薬としてフィンペシアは比較的名前を聞いた事があるかと思いますが、フィンペシアを製造販売しているシプラ社はフィンカーというAGA治療薬も販売している事はご存知でしょうか?

 

今回はインドの製薬会社シプラ社が製造している二つの薄毛・ハゲ治療薬、フィンペシアとフィンカーの違いを比較解説していきます。

 

フィンカーとフィンペシアとは何か?

フィンペシアとは簡単に言えばプロペシアのジェネリック医薬品です。

 

基となった薬は薄毛・ハゲの治療薬で有名なプロペシアなので、AGAになった男性やAGAが気になってきた男性なら一度くらいは名前を聞いたことがあるかと思います。

 

ではフィンカーは何かというと、一錠当たりの大きさが5~25倍のフィナステリドを含有しているAGA治療薬です。

主成分にフィナステリドを利用している事から立ち位置としてはフィンカーもプロペシアのジェネリック医薬品という事になります。

 

しかし実際にはこれは正しくはなく、プロスカーという医薬品のジェネリック医薬品です。

プロペシアの元となっているプロスカーですが、プロスカーは1錠でフィナステリドが5mg配合されていて、プロペシアは1錠で0.2mgと1mgの二種類が存在しています。

 

この含有量はそれぞれフィンペシアは02mgと1mgの2種類、フィンカーは5mgと言った様に対応しています。

 

含有量が多いフィンカ―はフィンペシアより強力?

主成分であるフィナステリドは薄毛・ハゲに有効ですが、ではフィンペシアよりも含有量が多いフィンカ―は果たしてフィンペシアに比べて高い効果を持っているのでしょうか。

 

結論としては1mg、5mgのいずれを服用したとしても効果に大きな違いはなく、もっと言えば0.2mgのフィンペシアと5mgのフィンカーを服用して効果を比べたとしても薬効に大きな違いはありません。

 

この5mgというのは前立腺の病気に対応した含有量であり、そもそもフィンカー自体は前立腺の病気の為の医薬品という事です。

 

実際、AGAの治療に際しては少量のフィナステリドが有効であるという事が分かっていて、AGAを目的にした1日の摂取量の上限は1mgということが、AGAの治療薬として利用された頃から決められています。

 

そういった事もありフィナステリドが多いから高い効果が見込める、というわけではなく、フィンカーをAGAの治療の為に使う場合は1/5に割るなり切る必要があります。

 

この服用に一手間かかる事、そもそもの使用目的の違いがフィンカーとフィンペシアの違いです。

 

フィンカーとフィンペシアの副作用に違いは?

フィナステリドで確認されている副作用は肝機能と性機能の低下で、因果関係が明確ではない物のその他に発現率がとても低い症状がいくつかあります。

 

当然、フィナステリドを主成分としたフィンペシアとフィンカーの副作用は同様の物になります。

ではフィンカーとフィンペシアを比べた時に1錠あたりの含有量が大きいフィンカーの方が副作用の発現率は高くなるのでしょうか?

 

可能性だけで言えばあり得る話です。

 

例えばせっかちな人であればより高い効果を得るために1/5にして1mgにして飲むはずのフィンカーを分割する事を面倒に感じて簡単に1/4にして服用するかもしれません。その場合は一日の摂取量の上限である1mgを超える事になります。

 

実際に02mgを服用した試験と1mgを服用した試験では、1mg服用したケースでの副作用発現率は約4倍にまで跳ね上がっています。

 

ともすれば5mgのフィナステリドを服用した場合に副作用が発現する可能性も高くなる事も考えられますが、実際のところフィナステリドの服用量と副作用の発現率の因果関係は科学的には証明されていない為、あくまでも可能性の範囲に留まります。

 

フィンカーが注目されている理由は価格

フィンカー1錠に対して含有されているフィナステリドが多すぎる事、フィンカーとフィンペシアが元々の用途が違う事は説明した通りですが、それにもかかわらずフィンカーが注目されている理由は圧倒的なコストパフォーマンスです。

 

100錠入りを購入した場合、フィンペシアは1錠辺り28円前後ですが、フィンカーは8円前後と破格とも言える価格です。

 

これはフィンカーを上限摂取量である1mgに切り分けた場合、言ってしまえば服用の際に一手間加えた場合の価格ではありますが、安く長く服用を続けるという前提では現状フィナステリドを含んだAGA治療薬としては文句なしの最安値です。

 

ピルカッターを持っている人であれば十分選択肢と言えますが、フィナステリドは皮膚からも吸収してしまうので、ピルカッターを利用する時は注意しましょう。

 

価格で選ぶフィンカーか手間のかからないフィンペシア

フィンカーとフィンペシアを比較した場合、医薬品としては同じ物という事になります。

 

現状服用をする事を考えた場合、分割をする必要があるフィンカーはコストパフォーマンスの面で非常に優秀である一方で服用には一手間を加える必要がある点に注意です。

 

ピルカッター等を持っている人であれば楽ですが、持っていない人や分割する作業を手間に感じる人であればフィンペシアの方が優秀という事になります。

 

薄毛・ハゲの治療薬は早くても3カ月、一般的には半年以上続ける事が前提になっている為、自分の性格を考えて服用する薬を選んだ方がいいですね。