フィナロイドとプロペシアの違いについて比較してみた

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AGAの治療薬でミノキシジルタブレットとプロペシアを併用するというのは比較的よく聞く話です。

 

これはミノキシジルタブレットが発毛・育毛効果があるのに対し、プロペシアが抜け毛を防ぐ効果があるから相乗効果で有効という事に起因しています。

 

しかし、2015年にプロペシアの日本国内での特許が切れた事で、第二のプロペシアのポジションを得るべく各製薬会社がプロペシアのジェネリック医薬品の開発競争をする事になりました。

 

日本ではファイザー社のフィナステリド錠が恐らく最も高いシェアを持っていますが、プロペシアのジェネリック医薬品を製造販売しているのは日本だけではありません。

 

今回は数あるプロペシアのジェネリック医薬品の中から、フィナロイドに注目してプロペシアとの違い、比較をしていきます。

 

フィナロイドって何?

フィナロイドは2016年にフィリピンの製薬会社が製造・販売を開始したプロペシアのジェネリック医薬品です。

 

日本にいるとどうしても中国・韓国以外のアジアの国を軽視してしまいがちですが、フィナロイドの製造販売をしているロイドラボラトリーズ社は日本の製薬会社とも提携している、割とグローバルな会社です。

 

設立こそ1989年という若い製薬会社ではありますが、cGMPといったWHO(世界保健機関)が定めている品質基準もクリアしていて、フィリピン国内でも高い品質の医薬品の製造販売をしています。

 

フィナロイドとプロペシアに違いはあるのか?

肝心なのはフィナロイドとプロペシアの違いですが、結論から言えば薬効については主成分がフィナステリドなので効果に違いはありません。

 

プロペシアのジェネリック医薬品で他の薬にも言える事ですが、主成分がフィナステリドであれば基本的に効果に違いはありません。

主成分は薬効を、添加物で価格や副作用に影響が出てくるからです。

 

cGMPの条件クリアやこういった事情も相まってフィナロイドの効果について問題は無いと言えます。

 

現状でフィナロイドとプロペシアで大きく違う点は価格と購入方法です。

 

プロペシアが1錠あたり215円前後が最安値である事に対してフィナロイドは1錠あたり約30円前後なので、プロペシアに慣れた消費者からすると想像以上の低価格ですね。

 

また、購入方法はプロペシアは国内で処方してもらう方法と、個人でネットを利用して購入する二通りの方法がありますが、フィナロイドの購入方法は自身で輸入して購入するか個人輸入代行サイトを利用して購入するかという違いがあります。

 

各クリニックで処方してもらう場合は特に気を付ける点はありませんが、個人で購入する場合や個人輸入代行サイトを利用する場合、偽物をつかまされる可能性があるので、購入元に関しては注意する必要があります。

 

効果に違いがあるか無いかの真実

薄毛・ハゲというのは最近の男性には割と死活問題的な側面もあり、AGAの治療薬の効き目を検証したブログや口コミを見る人も増えています。

 

そういった中でやはり目を引くのは「〇〇は効果は無かったけど△△に変えたら効果があった」といった口コミですが、結論から言うとこれは大体の場合は勘違いです。

 

例えば顕著な例としてプロペシアからフィナロイドに変えたら効果があった、もしくはフィナロイドからプロペシアに変えたら効果があったといった内容です。

 

前述の通りプロペシアとフィナロイドは薬効の主成分は同じフィナステリドであり、添加物の違いは価格や副作用に変化が起きる程度の違いでしかありません。

 

それにも関わらず効果の有無に関わる口コミの中で片一方に効果があり、もう片方に効果が無いといった内容に分かれるのはいくつか理由が存在します。

 

例えば、個人輸入代行サイトで購入したり自分で購入した場合は、そもそも偽物をつかまされた可能性が考えられます。

当然効果は無いでしょうし、仮に薬を切り替えて効果があったとすればそれはたまたま効果が無い偽物から効果がある本物に切り替えたから効果があっただけであり、治療薬自体の効果を否定出来るわけではありません。

 

仮に本物だった場合、そもそも効果が出る事に時間がかかるという点にも注意しなくてはいけません。

 

例えば、プロペシアやフィナロイドといった薬を服用して効果が出始めるのは平均的に6カ月程とされていて、ミノキシジルタブレットといった育毛・発毛薬も同時に服用した場合は、初期脱毛といったオマケの症状もあります。

 

この初期脱毛を知らない人であれば「偽物を飲んだから薄毛が進行した!」と思っても何の不思議もありません。

 

フィナステリドが主成分である薬は早い人であれば3カ月程で効果が出てくる事もありますが、飲んですぐに効果出る様な即効性が無い為効果が出る前に服用を止めて別の薬に切り替えてしまうという事があります。

 

しかし、前述の通りプロペシアとフィナロイドは基本的に同じ薬である為、フィナロイドから別のジェネリック医薬品に切り替えたとしても同じ薬効成分であるフィナステリドを服用し続けた事に変わりはないわけです。

 

仮にフィナロイドを1カ月服用して2ヶ月目から別のジェネリック医薬品にしたとしても、継続して2カ月フィナステリドを服用している、という事実に変わりはありません。

 

また、少数ですがフィナステリドが効かない人もいます。

 

日本皮膚科学会のガイドラインによれば、3年服用した場合は約8割の人に効果があった事が証明されています。

ちなみに服用一年では約6割です。

 

つまり長くみて2割の人に効果が無い可能性がある事を知っておく必要があります。

 

まとめ

現在薄毛・ハゲに効果があるという事で注目されているプロペシアと、プロペシアのジェネリック医薬品であるフィナロイドですが、大きな違いが無い事分かります。

違いと言えば購入方法と価格だけです。

 

効果があるとされる一方で効果が出るのに時間がかかる事、また全く効果が無い人もある程度存在する事を理解しておくと同時に何年も積み重ねて得た薄毛・ハゲという症状に対応するにはやはり長期的な治療になる事を理解しておかなくてはいけません。

 

プロペシアとフィナロイドは薬効に大きな違いはないので、じっくりと腰を据えて治療に臨みましょう。