前髪の生え際が後退する原因と対策

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髪が薄くなってきた事に気付くキッカケは何か?

10円ハゲと言った特殊な物を除けば、洗髪後に髪の生え際が後退してる事に気付いて初めてハゲ始めている事を自覚する、そんな人も多いかと思います。

世の中「全ての道はローマに通ず」という言葉がありますが、実は生え際の後退はハゲの前兆現象としてとても重要な意味を持っていて、ある意味では全てのハゲに通じていると言っても過言ではありません。

今回はハゲる前兆現象である生え際の後退の原因と対策について解説していきます。

生え際の後退がハゲに通じるのはなぜ?

さて、生え際の後退はあらゆるハゲの前兆現象として重要という話に移る前にそもそも論としてハゲになる直接の要因について少し触れていきます。

基本的にハゲる可能性やハゲない人というのは遺伝と男性ホルモンといった原因があるとされていますが、これはあくまで潜在的な要因であってその人に直接見て取れる要因とは言えず、生え際が後退したからと言って「遺伝や男性ホルモンに気合い入ってんな!」と言われても目に見える、触れられる要因ではない事からどうしようもありません。

しかしその一方で生活習慣や体の状態を見る事で、万能であるとは言えないまでも個人で触れて、見る事が出来る前兆現象は存在します。

この前兆現象はそのまま要因に結び付くものでもあるので、まずは前兆現象とその原因を確認しましょう。

生え際の剃り込み

入浴時に髪を洗った後髪を全て後ろに持って行く人がほとんどだと思いますが、前髪の生え際を見て剃り込みが出来ているかを確認しましょう

剃り込みが出来ている場合、既に左右の前髪の毛が後退し始めていて、上から見た時にM字ハゲになっている、もしくはなりつつある状態です。
マイナーではありますが、M字ハゲの亜種であるU字ハゲの原因となるので注意する必要があります。

剃り込みが入ると言う事についてざっくりとした原因を挙げても、遺伝や男性ホルモンの過剰分泌、生活習慣や血行不良、頭皮が不潔な状態等様々です。

なので剃り込みが出来たら「剃り込みの原因」を探るのではなく、「髪が後退する事自体」の原因を探る事が重要です。

生え際が痒い

生え際が痒い場合、生え際の炎症や頭皮の乾燥が疑われます。

主に頭皮を不潔な状態にしていたり、過剰なストレスによって皮脂が分泌しすぎたり、後は空気が乾燥している事で頭皮も乾燥してしまうなど、「痒み」は最も分かりやすい前兆です。

痒みが発生する原因というのは乾燥か皮脂の過剰分泌かストレスである事が多いので、痒みがあればまずはいずれかを疑うところから始める事になります。

特にエアコンが普及している事もあり、夏であろうと冬であろうと乾燥した環境にいる事が増えているので注意が必要です。

生え際に産毛が無い

余り意識して毛の状態の推移を確認する人はいませんが、実は一般的に生え際には多少なりとも産毛が生えていますが、ハゲが本格化すると産毛が無くなります。

髪の毛は血管を通して運ばれてくる栄養を吸収して育つので、産毛が生えていない状態というのは実は危険なサインでもあります。

そもそもの話として、生え際、ひいてはおでこというのは太い血管があまりなく、毛細血管の様な細い血管が多く流れている部位でもあります。

血管が細い分運ばれてくる栄養は少なく、なんらかの要因で血行不良が起きた時、ただでさえ少ない生え際への栄養が更に少なくなるので、生え際の後退という分かりやすい状態につながるわけですね。

生え際に産毛が無い人は既にハゲへの変化が始まっているので、早急に対策をとる必要があります。

生え際の後退への対策は?

前兆現象として前髪の剃り込みが出来て生え際が痒い事、そして産毛が無い事がありますが、逆を言えばこれらの前兆現象を抑える事直接的な前髪の後退を抑える事が出来ると言う事になります。

具体的には頭皮環境と生活習慣の2つを改善です。

頭皮環境の改善

頭皮環境の改善とは、具体的には乾燥し過ぎず、適度な皮脂を持った頭皮にする事を指します。

よくある勘違いとして「皮脂で毛穴が詰まって不潔」と言った物がありますが、人間の頭皮は適度な皮脂が必要です。

あまりにも皮脂を取り過ぎると頭皮の潤いを閉じ込める力がなくなり乾燥します。そうなると今度は潤いを維持しようとして頭皮が必要以上に皮脂を分泌する事になり、今度は毛穴の詰まりを誘発して、頭皮にとって良くない環境が出来てしまいます。

意外かもしれませんが、何かと悪役にされがちな皮脂は頭皮にとって重要な存在だったりします。

では、具体的に頭皮の環境を改善する方法には何があるのか?

一つは正しいシャンプーを実践する事です。

これは主に髪の汚れをしっかり取るといった意味合いが強いのですが、意外と適当にシャンプーをしている人が多いのも事実です。

シャンプーの正しい手順は

1:シャワーで汚れをしっかりと落とす
2:泡立てたシャンプーを「頭皮に」つけてマッサージするように洗う
3:毛髪自体は泡で優しく洗う
4:コンディショナーを塗る
5:髪と頭皮をしっかり乾かす

この5つの手順で完結します。

洗浄力が強すぎるシャンプーは皮脂を取り過ぎて頭皮環境に良くないので、髪の後退を防ぐにはシャンプー選びから気を付ける必要があります。

次に頭皮を柔らかくする事も重要です。
全身に栄養を運ぶ血管でも、髪の毛に栄養が行くのは血のめぐりの関係で最後の方です。

髪の生え際に限らずAGAの影響を受ける前頭部は「凝り」による血行不良の影響を受けやすい部位でもあり、凝りによって栄養が十分に行き渡らなくなり、産毛が生えなくなるといった自体を引き起こします。

頭皮に血液が十分に行き渡らせるには、マッサージをして頭皮を柔らかくする事も有効である事が分かっているので、まずは入浴時等血管が開いている時にマッサージをやると良いですね。

また、肥満も血行を悪くする事が分かっているので、髪が気になるのであれば痩せる事も検討する必要がある事を覚えておきましょう。

生活習慣の改善

一言で生活習慣と言ってもカバーする範囲がとても広くなります。

例えば人間関係のストレスや食生活、過剰なダイエットによる栄養不足、娯楽の多様化による運動不足や睡眠不足。

この辺りは聞いた事があると思いますが、他にも喫煙やお酒の飲みすぎ、高カロリーなお菓子等も生え際の後退に影響すると言われています。

つまり、わたしたちが普段漠然とやっている事は頭皮にとって良くない事がかなり多く存在しているという事です。
やらなくても困らない生活習慣は見直す事から始めましょう。

具体的には、煙草は吸わなくても困りません。
むしろ余計な出費が減るので禁煙はお財布にも生え際にも優しいです。

お菓子は一日の摂取カロリーの範囲内で収めましょう。
成人男性は一日2200~2400kcal消費すると言われているので、三食に加えてお菓子を食べてもその範囲で収まる範囲に留める事でダイエットにもなりますし、お財布にも生え際にも優しいです。

運動不足は社会人であれば運動に割ける時間は限られているかもしれないので、通勤は出来る範囲で歩く等して運動する時間を増やしましょう。
痩せて女性からの視線が変わるかもしれないし生え際にも優しいです。

生え際の後退対策は早期発見早期改善が重要

生え際の後退の原因と自分で出来る対策を紹介しましたが、ここで注意しなければならないのが、「全てのハゲがこれらの対策が有効ではない」という点です。

実は生え際の後退、ひいては薄毛というのは早めの治療をする事が重要と言われています。

生え際の後退が進み、文字通りハゲた後長く治療せずにいると毛根が文字通りの意味で機能しなくなってしまうからです。

生え際が少し後退した程度であれば軽いケアをする事で復活させる事が出来ますが、後退した状態が長く続いていると自分で出来るレベルのケアではなくクリニックの出番となってしまうので注意が必要です。

また、現在大丈夫だからと言って何もしないよりは、生え際が後退し始める前に予防も兼ねて育毛剤等を利用して髪にとって優しい頭皮環境を維持していく事も重要です。

良くある勘違いですが、育毛剤というのは使用する事で「毛が生えるのではなく」、「毛が生えやすい頭皮環境を作る」効果があります。
ここを理解しておかないと使ったのに毛が生えてこない、といった勘違いを生む事になります。

つまり、何かと不健康な生活を送ってしまいがちな現代の男性にとっては、生え際が後退していない時期にこそ効果を発揮するのが育毛剤という事でもあるわけですね。

まとめ

生え際の後退には、左右の前髪の剃り込みと生え際の痒み、そして生え際に産毛が無い、といった前兆現象があり、頭皮環境と生活習慣の改善で生え際の後退を防ぐ効果があります。

頭皮環境の改善は適度に皮脂を残す事や生え際や頭皮の血行を良くする事で生え際に栄養を運ぶ事が可能になるので、洗髪に気を付けたり、頭皮や生え際のマッサージは効果があります。
また、生活習慣の改善には食生活や喫煙やおやつ、肥満といった問題を解決する事で改善出来る事が非常に多いので。現段階でも生え際の後退が無くてもやる価値は十分にあります。

仮に生え際が後退し始めたとしても、早期発見による早期の改善をする事で生え際の後退を防ぎ、毛髪を復活させる事も可能ですが、長く生え際が後退した状態が続いた場合はクリニックのお世話になる可能性も高いので、気を付けましょう。